sasakiken in Germany

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接戦の撮影は難しい

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Nikon D700 + Sigma APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM

2012年4月22日、クレフェルト競馬場で行われたDr. Busch-Memorial(1700m, G3, 3歳)は力の入る接戦だった。

このレースの注目は1戦1勝のGirolamoだった。キャリア1戦ながら経験馬を相手に1番人気と、周囲の期待の高さが伺えた。Girolamoはこの年の秋にPreis von Europa(2400m, G1, 3歳上)を制すが、ここでは10頭立ての7着に敗れた。

このレースを制したのはAmaron。オレンジと黒の勝負服の馬である。後に仏2000ギニーで4着に入るなど、マイル戦線で活躍を続けた。

接戦の撮影は難しい。このときも、どちらの馬にピントを合わせるか悩みながらファインダーを覗いていた。

内のAmaronの方が力強そうだ。

Amaronでいこう。

がんばれAmaron。

そう思いながらシャッターを切り続けた。やり直しのきかない競馬撮影は、毎回プレッシャーとの戦いである。もちろんたくさんの失敗はあるが、失敗を気にしていたら続けられない。失敗の可能性を乗り越えて成功を手にするからこそ価値がある。