読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sasakiken in Germany

ドイツ競馬や写真がメインです

栗毛の馬体と一体化

f:id:german-racing:20170128171239j:plain
Nikon D700 + Sigma APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM + AF-S TELECONVERTER TC-14E II

ドイツ競馬の芝シーズンは11月で終わる。この年はフランクフルト競馬場で芝シーズン最後の開催が行われた。

目の前には秋らしい景色が広がっていた。特にパドックは木々の葉が黄色に染まり、栗毛の馬体と一体化していた。

そんな栗毛の馬を、おそらく親子であろう2人が馬を引いていた。こんなに幼い少年が馬を引いているのは初めて見た。しっかりと手綱を持つ姿から、幾許かの緊張感が伝わってきた。

黄色の木々と栗毛の馬体、そして親子。あの日に印象に残ったすべてを一枚に収めた。

博打だったが、ひょっとしたら

f:id:german-racing:20170128170833j:plain
Nikon D700 + Sigma APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM

ドイツ競馬では、メインレースは17時前後に行われる。緯度が高いため、夜でも22時まで明るい地域がある。そんなドイツも10月に入ると一気に秋らしくなり、太陽が低くなる。

ドイツ競馬で10月といえば、伝統の2歳重賞Winterfavoriten(1600m, G3, 2歳)である。今日の写真は2011年のWinterfavoriten勝ち馬Tai Chi。

この日は絶好の秋晴れで、快適に撮影を行っていた。前レースまでと同じ撮影ポジションに立ち、さあメインレースと意気込んでコースを見わたすと、コースは真っ暗。思った以上に太陽が低く沈み、スタンドに遮られてしまっていた。

ポジションを変える余裕がなく、腹をくくって馬を待った。そしてそのときに、ある決断をした。

「露出はあえて前レースまでと同じにしてみよう。」

博打だったが、ひょっとしたら面白い写真が撮れるかもと期待した。

レース後、写真を見ると影で真っ暗に写ったものばかりだった。その中に、わずかな光が勝ち馬を照らしている写真が1枚。それがこの写真であった。秋はこんな写真が撮れるから面白い。

リューデスハイムのワイン祭り

f:id:german-racing:20170122180633j:plain
Nikon D700 + AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

夏の楽しみの一つに、リューデスハイムのワイン祭りがある。例年8月中旬に行われる恒例行事である。

リューデスハイムはぶどうの産地で、ワインもここで造られる。このワイン祭りでは多くの屋台が出て、ワインだけでなく様々なドイツ料理を楽しむことができる。

リューデスハイムは小さな町で、ワイン祭りの開催中はいたるところに観光客がいて、皆ワインを楽しんでいる。笑顔あふれる人々を撮りたいと思ってシャッターを切った中で、ホテル兼レストランの2階から撮ったこの一枚がお気に入りである。

ノヴェリストのデビュー戦

f:id:german-racing:20170122175505j:plain
Nikon D700 + Sigma APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM

2011年8月7日、ドイツのデュッセルドルフ競馬場。ノヴェリストのデビュー戦はここで行われた。1500mの2歳戦、6頭立ての1番人気だった。

ペドロサ騎手鞍上のノヴェリストは、中団追走から直線で一気に弾け、2着に8馬身差をつける圧倒的なパフォーマンスを見せた。

ノヴェリストは現在種牡馬として日本で繋養されている。産駒は今年デビューする。ヨーロッパで屈指のスピードを誇った彼がどんな産駒を送り出すか、楽しみで仕方ない。

なんだか心が温まるような

f:id:german-racing:20170122170748j:plain
Nikon D700 + Sigma APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM

前回のケルン競馬場はG1競走が開催される、ドイツの中でも有数の競馬場である。それに対し、今回のミュールハイム競馬場は現在は重賞の開催もなく、日本でいう地方競馬場のような位置づけと言えるかもしれない。

何かこの競馬場らしいものを撮ろうと見回したときに、パドックで少女が馬を引いている姿が飛び込んできた。ドイツでは女性厩務員が多く、若い人も少なくない。この2人はその中でも特に若い。

少女の穏やかな表情と、リラックスしながら歩く馬。なんだか心が温まるような、そんな写真が撮れた気がした。

できるだけ迫力のある写真を

f:id:german-racing:20170122164639j:plain
Nikon D700 + AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

そろそろ主戦場である競馬場での写真を。D700というカメラは動体撮影に強く、非常に根強い人気のある機種である。2008年に発売され、今でも使用しているユーザーは多いだろう。

AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRは広角から望遠まで使える非常に便利なレンズではあるが、オートフォーカスの速さは動体撮影には十分と言い切れないレベルである。それでもD700の性能を信じて、このレンズとともにケルン競馬場入りした。

ドイツの競馬場は日本と比べて馬までの距離が近い。外ラチの目の前を馬が走る。できるだけ迫力のある写真を撮ろうと思ってこの日のメインレースに臨んだが、300mmも使う必要がなく、この写真でも135mmである。

また、心配していたオートフォーカスもまったく問題なく、勝ち馬をしっかりと追従した。悪天候でなければ、きっとどんなレンズでも撮影できるはず。

ちなみに懸命にステッキを入れるこのジョッキーは、日本でも名前が知られているM.ギュイヨン騎手。フランスやイギリスからドイツの重賞に乗りにくる騎手は珍しくない。

小川、風車、青空

f:id:german-racing:20170122163353j:plain
Nikon D700 + AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

ブレーメンでの最後の一枚。中央駅から中心部への道の途中で見ることができる光景である。小川、風車、青空の組み合わせが気に入った。この日は真夏の暑い日だったが、この場所に来て爽やかな気持ちになった。

川の左側には風車への散歩道がある。老若男女、皆笑顔で歩いていたのが印象的だった。